SNS別に見る広告の効率的な出し方~Instagram編~
ソーシャルメディアマーケティングに取り掛かる際、収益や売上は意識しすぎないほうがいいと別の記事でお伝えしましたが、とはいえ一定の売上はあげたいところ。
SNSでは広告を出稿することができるので、その方法などをまとめていきます。
今回はInstagram広告についてご紹介します。
1.Instagram広告とは
Instagramといえば、写真の投稿に特化したSNSで、国内ユーザー数は1,200万人で、10~20代の若い女性が半分以上の割合を占めています。
そのInstagramの広告は、通常の投稿が表示されるフィード上に表示される、インフィード広告となっています。ただの画像広告だけでなく、動画やカルーセル形式でも表示が可能です。
特徴は以下2つです。
・Instagramのアカウントがなくても出稿できる
InstagramはFacebookの広告アカウントとFacebookページさえあれば広告を出稿できます。
Facebookから出稿した場合、Facebookの情報が利用され、ユーザー名やアイコンなどもFacebookのものが使用されます。ただ、投稿に対してコメントをもらっても返事ができない、プロフィールページへのリンクもないなどの制約が発生します。
・詳細なターゲット設定が可能
Instagram広告はFacebookと同様、露出させたいユーザーを詳細に設定させることができます。
そのため、コンバージョンへつながりやすいユーザーを絞って広告配信をすることができます。
2.Instagram広告を出稿する際に気をつけたいこと
Instagramは他のSNSと経路が異なるので、Facebook広告などと同じように出稿すると思うように効果が出ないかもしれません。
Instagram広告を出稿する際は、以下のポイントを抑えておきましょう。
・写真映えするような商品、サービスを訴求する広告を作る
Instagramは写真を投稿し、シェアし合うSNSなので、広告もそのSNSの雰囲気に合わせ得る必要があります。
なるべくおしゃれな写真や、利用している動画を使い、視覚的な工夫を施しましょう。
・機能面より情緒面を強調する
Instagramのユーザーは、ファッションやライフスタイルなどのような、「自分の趣味・感性に近いもの」を見たい、もしくは参考にしたいという意識を強くもっています。
一般的な広告であれば商品の魅力やメリットを訴求するところですが、理論的な広告はInstagramの中では浮いてしまいます。
パット見の第一印象や使用している場面を想像させるような広告の見せ方を意識しましょう。
・誘導先もおしゃれにする
Instagram内でうまく溶け込み、情緒的に訴求ができる広告を出稿できても、その広告の飛び先が文字だけ、冷たい印象をうけるページなど、「Instagram感」がないとすぐに離脱してしまいます。
世界観を途切れないようにしてあげることで、コンバージョンへスムーズにつなげるようにしましょう。
3.まとめ
Instagram広告は、その独特な世界観に合わせる必要があるため、調整が難しいと感じるかもしれません。
しかし、うまくユーザーに合致した広告を配信できれば、コンバージョンはぐっと取りやすくなります。
おしゃれなイメージで、広告を製作、出稿しましょう。