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運用ツール 2017.07.27

Googleアナリティクスで出てくる単語辞典~前編~

Googleアナリティクスには普段あまり馴染みのない単語が多く使われています。
見ればある程度の意味は察しが付きますが、実際の意味と異なっていたら大変です。
今回は、Googleアナリティクスで使用される用語について、メニューごとにそれぞれ簡単にご紹介いたします。

1.カスタム

カスタムの項目では、計測された数値をまとめたレポートを作成することができます。
また、カスタムアラートとは、Webサイトを監視して、設定した数値以上の変化を完治した場合に通知してくれる機能です。
普段目を離しがちでも、この機能を使えば安心できますね。

2.リアルタイム

リアルタイムは、サイトに「現在」どれくらいのユーザーが訪問していてどれくらいのPV(ページビュー)数かを確認することができます。

・トラフィック

トラフィックとは、ユーザーがどこから流入してきたのかを示す言葉です。

・ノーリファラー:ブックマークやメールマガジンなど、直接URLから流入した場合
・参照トラフィック:ブログなど、外部のリンクから流入した場合
・検索エンジントラフィック:Googleなどの検索エンジンから流入した場合

・コンテンツ

コンテンツとは、現在ユーザーに見られているアクティブなページを指します。

・イベント

イベントとは、あらかじめイベントを計測できるよう設定が必要ですが、外部サイトへのリンクのクリック数や内部記事へのリンクのクリック数などが計測されます。

・コンバージョン

コンバージョンでは、予め設定した目標がどれだけ達成されたかを分析できます。

3.ユーザー

ユーザーでは、これまでサイトを訪問してきたユーザーの情報を確認することができます。

・アクティブユーザー

指定の日程でサイトを訪問してきたユーザーの数です。
同じユーザーからの2回以上の訪問はすべて1でカウントされます。

・ライフタイムバリュー

ライフタイムバリュー(LTV)は、複数のセッションにまたがるすべての期間のパフォーマンスに基づき、各ユーザーがどれくらいビジネスに貢献しているかを確認する機能です。

・コホート分析

コホート分析とは、同じ時期に同じ行動をとった人たちを一つのグループとし、そのデータをもとに分析を行うことを指します。
主な使い方は、時間経過とともに変わる行動の変化や定着率の測定などです。

・ユーザーエクスプローラ

Googleアナリティクスで一人ひとりのユーザーの利用行動を確認できる機能です。
それぞれのユーザーにクライアントIDが割り振られ、レポートでもそのIDが使用されます。

・ユーザー属性

ユーザーの年齢別グラフや性別の分布グラフを見ることができます。

・インタレスト

どういったことに興味を持ったユーザーがサイトを訪れているかを確認することができます。
アフィニティカテゴリは訪問者のライフスタイル、購買意志の強いセグメントは積極的にリサーチし、購入意志が確認できるユーザー、その他カテゴリは特定コンテンツの消費性をそれぞれ示しています。

・地域

地域別のサイト訪問数などを確認することができます。

・行動

セッション数のうち、新規ユーザーとリピーターの割合などを確認することができます。
エンゲージメントとは、ユーザーのサイトに対する興味関心の高さをセッション時間やセッション数などで確認することができます。

・テクノロジー

ユーザーをブラウザやOS、ネットワークごとに区切って確認することができます。

・モバイル

ユーザーが何のデバイスでサイトへ訪れたかを確認することができます。

・カスタム

ここでは、自身で設定した内容によってユーザーの分布や行動を確認することができます。

・ベンチマーク

この機能は、あらかじめ設定が必要ですが、自分のサイトを世の中のベンチマーク(基準値)と比較することができます。

4.まとめ

今回はカスタム、リアルタイム、ユーザーの3つについてご紹介しました。
残りの集客、行動、コンバージョンの3つは次の記事にてまとめますので、そちらもご覧ください。