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運用ツール 2017.07.27

増えすぎたタグはGoogleタグマネージャで一元管理しよう!

Webサイトを運営していると、アクセス解析やGoogleアナリティクスなど、各種ツールは必ずと言っていいほど使用することになります。
ツールを後からどんどん増やしていくと、管理が煩雑になり、HTMLの設置もなんだかごちゃごちゃしてきてしまいます。
今回はそんなタグ増えすぎ問題を解決してくれるツール、Googleタグマネージャについてご紹介します。

1.Googleタグマネージャとは?

Googleタグマネージャとは、Googleが提供するツールの一つで、様々なツールのタグを一元管理することができる便利なツールです。
主な使用方法は、Googleタグマネージャのタグをサイトに設置し、Googleタグマネージャの管理画面上からGoogleアナリティクスなどその他ツールのタグを登録します。
そうすることで、多くのタグをひとつひとつ追加する必要がなくなり、Googleタグマネージャ上で紐付けをするだけですべてのツールがきちんと動くようになります。

2.Googleタグマネージャの主な機能

Googleタグマネージャでは、大きく以下の4つの機能があります。

・バージョンが管理できる

Googleタグマネージャでは、自分でバージョンを設定し、管理することができます。
この機能を活用することで、例えば現在のバージョンで不具合が発生した場合、古いバージョンに治すことで不具合が発生する前に戻すことができます。

・タグの設置が簡単になる

Googleタグマネージャを使うことで、タグの設置がとても簡単に行えるようになります。
これまでのツールで発行されたタグは、サイトのソースに記入する必要がありました。そのため、若干の専門知識も必要で、毎回追加する手間も無視できないものでした。
Googleタグマネージャを使うと、設置するタグはGoogleタグマネージャのタグのみとなり、その他のタグはGoogleタグマネージャ上で紐付けするだけで機能するようになります。

・プレビューモードでテストができる

Googleタグマネージャには、設定した内容を確認するための機能として、プレビューモードが存在します。
これを使うことで、公開前にきちんとタグが作動しているか確認することができます。
そのまま公開モード並行すると、実際のWebサイト上に反映されます。

・タグの管理が可能になる

現在どのタグを使っていて、どのツールを使用しているのか、数が多いと確認するのも一苦労ですが、Googleタグマネージャで管理することで、ひと目で機能しているタグが確認できたり、一斉にタグを設置したりすることが可能になります。

3.まとめ

Googleタグマネージャについてはまとめましたが、いかがでしたか?
複数のツールを使ってサイトの改善を図るつもりが、逆に管理が大変に…とならないように、タグを管理できるこのツールを導入してスマートにタグマネジメントをしましょう。