コンバージョンを届けるWebメディア
コンバージョン 2017.07.27

Web施策の基礎用語、コンバージョンの定義とは?

Webマーケティング施策を進める際、必ず耳にする「コンバージョン」という言葉。Webメディアに携わったことのある方なら知っていて当然とも言えるこの「コンバージョン」ですが、コンバージョンを知らない方にその意味を説明できる方はそこまで多くないのではないでしょうか。

今回は、そもそもコンバージョンとは何なのか、わかりやすく解説していきます。

コンバージョンとは?

コンバージョンとは、Webサイトが目指すべき成果を指します。
それぞれのWebサイトが目指すゴールは異なるので、コンバージョンの意味合いはそのサイトごとに若干異なってきます。

例えば、ECサイトのコンバージョンは商品購入であり、コミュニティサイトや会員サイトのコンバージョンは会員登録、企業サイトのコンバージョンはお問い合わせや資料請求などなどが挙げられます。

コンバージョン数とコンバージョン率

コンバージョンを表す数値として、コンバージョン数とコンバージョン率があります。
訪問者数に対して、実際に最終ゴールであるアクションを行った人がどのくらいいるのかを示すのがコンバージョン率(CVR)です。
意外と混同されがちですが、それぞれ示す数字は異なるので、注意が必要です。

具体例として、ECサイトでダイエット食品である「A」という商品の購入、をコンバージョンとした例を考えてみましょう。

ECサイトの訪問者数が100人いた中で、「A」を購入した人が10人いた場合、コンバージョン数(実際に「A」を購入した人の数)は10となり、コンバージョン率は10%(コンバージョン数÷サイトの訪問者数)となります。

どのような種類のサイトでも、コンバージョン率の改善がWebサイトの成功のために重要な課題となるので、まずはこのコンバージョン率をコンバージョン数と混同しないよう、しっかりと押さえておきましょう。

コンバージョン率の平均値

上記で説明したコンバージョン率ですが、サイトのコンバージョンによっても異なりますが、一般的に2~3%が平均と言われています。
上記のECサイトの例はかなりコンバージョン率がいい状態、ということですね。

コンバージョン率の目安は、そのサイトへのアクセス方法によっても異なります。
ECサイトの例を再度取り上げて考えてみます。
インターネットで「ダイエット」で検索してECサイトにたどり着いた方は、ダイエット食品以外にも様々な検索の意図が考えられるために、あまりダイエット食品に対する購入意欲が高くない場合があります。
「ダイエット食品 通販」や「ダイエット食品 A」などのように、明確にダイエット食品を探している検索方法や商品名を合わせて検索する方は、購入意欲が高いといえるでしょう。

まとめ

コンバージョンとコンバージョン率についてまとめましたが、いかがでしたか?
Webサイトの成功のために、コンバージョン率を定期的にチェックすることで、改善点が見えてきます。

次回は、コンバーション率を上げるためにできるコンバーション施策をご紹介いたします。