コンバージョンを届けるWebメディア
コンバージョン 2017.07.27

コンバージョンの種類とコンバージョン率をあげる考え方を公開!

Webサイトの改善で最も重要すべき、コンバージョン率。
前回はコンバージョンについて基本的な部分をまとめましたが、今回はコンバージョンの種類と、コンバージョン率をアップさせるための考え方をご紹介いたします。

1.コンバージョンの種類

コンバージョン率の改善を図るためには、コンバージョンの種類を知る必要があります。
3つのコンバージョンについて、ご紹介いたします。

1-1.ユニークコンバージョン

ユニークコンバージョンとは、ユーザー単位のコンバージョンです。

具体的な例でご紹介します。
ECサイトで商品AとBを同じ人が買った場合、本来ならコンバージョン数は2となりますが、ユニークコンバージョンでのカウントは、1となります。
つまり、同一ユーザーからのコンバージョンはすべてまとめて1とカウントするのが、ユニークコンバージョンです。
ユニークコンバージョンの意図は、同一ユーザーからのリピート購入をカウントするかしないか、です。

1-2.クリックスルーコンバージョン

クリックスルーコンバージョンとは、インターネットで表示されるバナー広告などをクリックしたユーザーがコンバージョンを達成した数を言います。
インターネットでの検索結果ページや、メディアサイトに表示される広告からコンバージョンに至った場合は、すべてクリックスルーコンバージョンで1とカウントされます。
このクリックスルーコンバージョンと対比されるのが、次にご紹介するビュースルーコンバージョンです。

1-3.ビュースルーコンバージョン

ビュースルーコンバージョンは、クリックスルーコンバージョンと異なり、表示された広告をクリックしなかったユーザーが、別ルートでWebサイトへたどり着き、コンバージョンに至った場合にカウントされます。
広告は何度も表示されるので、ユーザーはクリックせずとも頭に残ります。その記憶を頼りに自然検索などのような別ルートでサイトを訪問し、コンバージョンに至ることが少なからずありますが、ビュースルーコンバージョンはそれを計測しています。

クリックスルーコンバージョンは表示させている広告の有用性を、ビュースルーコンバージョンは広告の露出先が適正かどうかを判断するために使えますね。

2.コンバージョン率を上げる考え方とは

コンバージョン率を上げるために以下の2つの事を考えてみましょう。

2-1.コンバージョン単価を下げる

コンバージョン単価(CPA)とは、1コンバージョンを獲得する際にかかる費用のことを言います。
コンバージョン単価は、広告費をコンバージョンした人数で割ることで算出できます。
例えば、5万円の広告費で5のコンバージョンを獲得できたら、一人あたりのコンバージョン単価は1万円ですね。

このコンバージョン単価を安くできれば、浮いた分のお金でコンバージョンにつながる施策を検討することができます。
一件のコンバージョン獲得にかける単価を下げ、獲得件数の増加を図りましょう。

2-2.コンバージョンまでの導線を明確にする

商品を購入したい人がECサイトに訪れた際、目当ての商品ページまでたどり着く導線が見つからない場合は購入を諦めてしまいます。
買おうと思ったものが見つからないので、当然ですよね。

この場合は、スムーズに商品ページまでたどり着けるよう、導線を明確にしてあげることで、コンバージョン獲得につながります。
特に購入意欲がない人がサイトに訪れた際も、思わず商品を買いたくなるようなストーリー、キャッチコピーがあれば買いたくなってしまうもの。

最終ゴールまで辿り着くまでに必要なものが何なのかを明確にし、ユーザーにとって快適な導線を用意すれば、コンバージョン獲得を狙うことができます。

3.まとめ

いかがでしたか?
様々なコンバージョンの種類を理解し、適切なアプローチでユーザーを誘導していきましょう。